2021.7.2

SEO対策のやり方を7つのステップでご紹介!

SEO対策とは、自社のホームページやウェブサイトが検索エンジンの検索結果に上位表示されるために行う対策のことです。SEOはSearch Engine Optimizationの略語で、検索エンジン最適化と呼ばれています。

検索エンジンがあらゆるサイトをの内容を理解して、その中からユーザーの検索意図にあった適切なサイトを検索結果に表示します。そのためSEO対策では、どのようにすれば検索エンジンに選んでもらいやすいサイトになるのか、つまりどのようにすればユーザーの満足度が高いサイトになるのかを考えなくてはなりません。

今回は、これからSEO対策をはじめる方に向けて、SEO対策のやり方をご紹介します。

SEO対策のやり方とは?

検索エンジンに選んでもらいやすいサイトにするためには、コンテンツの質がとても重要です。検索エンジンに選んでもらいやすいということは、ユーザーの満足度が高いということ。そのため、質が高いコンテンツにするためには、ユーザーが理解しやすく有益な情報を更新しなくてはなりません。

では、どのように質の高いコンテンツを作るのでしょうか。
ここでは、7つの手順に分けてやり方を見ていきましょう。

やり方1. キーワード選定

まず、ユーザーがどのキーワードで検索したときに、自社サイトを上位表示させたいのかを決める必要があります。1ページにつき1つのキーワードの組み合わせを選定するようにしましょう。1ページにつき複数のキーワードの組み合わせを狙うと、何を伝えたいページなのかのコンセプトがぶれてしまい、有益な情報とみなされなくなる可能性が高いです。

キーワード選定は、ユーザーが検索するボリュームと、競合がどれくらいいるかの競合性を考慮して選びます。下層ページであればあるほど、2,3語の複合キーワードを狙うと良いでしょう。

詳しいキーワード選定のやり方は、別記事で紹介しているのでそちらも参考にしてみてください。

やり方2. 内部対策

内部対策とは、検索エンジンやユーザーが見やすく理解しやすいようにサイトのデザインや文章などを工夫することです。

やり方1. で1つのキーワードの組み合わせを選んだら、そのキーワードをページタイトルや見出しに自然に入れ込みます。ページタイトルは30文字ほどが良いとされていますが、デバイスによってはタイトル全文が表示されないことがあります。そのため、タイトルの前半にキーワードを盛り込むようにしましょう。

また、h1タグやh2タグを用いて見出し設定をし、ページ内の情報が構造的にわかりやすいようにしましょう。ここでもユーザーの検索意図とマッチするように、各見出しにできるだけ自然にキーワードを入れると良いです。

やり方3. URLの正規化

URLの正規化とは、複数アクセスできてしまうURLをひとつのまとめることを指します。複数アクセスできてしまうと、検索エンジンからの評価が分散してしまう可能性があります。

例えば以下のように、URLにwwwあり・なしいずれでもアクセスできる状態だと、ページの評価が分散してしまう可能性があります。

https://www.reachat-reuse.com/ (wwwあり)
https://reachat-reuse.com/ (wwwなし)

優先させたいURLに301ダイレクトの設定をすることで、複数アクセスをまとめてURLを正規化できます。

やり方4. 内部リンクの構築

内部リンクは、同サイト内で「関連性のある」コンテンツをリンクで繋げることがポイントです。ユーザーの検索意図と全く関係のないページ同士と繋いでしまうと、逆に検索エンジンからの評価が下がってしまうので注意が必要です。

対策キーワードと、ユーザーの検索意図、サイト構造をしっかりと考慮した上で、本当に必要なときに内部リンクを設置しましょう。そうすることで、コンテンツの質が高くなり検索エンジンでの上位表示に近づきます。

やり方5. 外部対策

外部対策とは、外部サイトからの被リンクを獲得することです。外部サイトに自社サイトのリンクを貼ってもらうためには、「紹介したい!」と思えるコンテンツを作成することがとても重要になります。

また、質の高いリンクを獲得することも外部対策のポイントになります。自社サイトと全く関係がないサイトから被リンクされても、検索エンジンからの高評価にはつながりません。関連性が高く、かつ質が高いサイトから被リンクを獲得できるようにしましょう。

やり方6. UX,ユーザビリティ

内部対策、外部対策、コンテンツの質の向上を行なったとしても、ユーザーにとって使いにくいサイトであればSEO対策としての効果が十分に発揮されません。

例えば、各ページの読み込みスピードが遅かったり、スマホ対応になっていなかったりすると、ユーザーにとって満足度は下がってしまうでしょう。また、サイトが文字だらけでイラストや画像、図式がひとつもない場合も、ユーザーの満足度は下がってしまいます。

このように、ユーザーが離脱しないためのサイトのUX、ユーザビリティの改善もSEO対策には不可欠です。

やり方7. 検索順位の計測

上記6つのやり方で、コンテンツの作成や内部対策、外部対策を行ったら、最後にその結果どのように検索順位が変動しているのかを計測します。対策を行う前の数値と、対策を行った後の数値を比較して、どのキーワードが検索順位の上位化ができているのかを計測します。

Googleがアルゴリズムのアップデートをすると、検索順位が下がってしまうこともあります。そうなったら、新しいアルゴリズムに合わせてコンテンツをリライトする必要があります。

このように、SEO対策には終わりはなく、常に数字を見ながら改善を繰り返していくものなのです。

SEO対策に有効な無料ツール

Google Analytics

Google AnalyticsはGoogleが無料で提供しているツールです。
サイトへの流入数やPV数、直帰率や離脱率、CV率などあらゆる数字を確認できます。これらの数字を日々確認することで、どのコンテンツがユーザーによく見られているのかが把握できます。また、どのコンテンツからCVにつながっているのかも分かるため、サイトの改善や広告運用にも役立ちます。

Google Search Console

こちらもGoogleが無料で提供しているツールです。
アナリティクスとの違いは、検索クエリや内部リンク・外部リンク数がわかることです。検索クエリがわかるので、狙っているキーワードが有効なのかの判断がしやすくなります。また、インデックス数も確認できるので、しっかり検索エンジンに見つけらているかも把握できます。

SEOチェキ

SEOチェキに調べたいページのURLとキーワードを入力することで、そのページの検索順位が何位なのかを即座に確認できます。3キーワードずつしか調べられないので、簡易的にいち早く順位を知りたいときにおすすめです。

ラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール)

こちらは、上記のやり方1. にも記載した、キーワード選定に役立つツールです。狙いたいキーワードを入力して検索にかけることで、そのキーワードを含む複合キーワードが一覧で表示されます。それらの複合キーワードで自社サイトと関連性があるものを選定すれば、キーワードに困ることなく関連性の高いコンテンツをたくさん作ることができます。

まとめ

今回は、SEO対策をこれからはじめようとしている方に向けて、SEO対策の大まかなやり方と便利なツールをご紹介しました。コンテンツの質、内部対策、外部対策を3つの軸として、ユーザーの満足度が高くなるようなサイトを作って行ってください。検索エンジンやユーザーにわかりやすい、使いやすい、有益であると思ってもらえることが、検索順位を上位にあげる唯一の方法です。

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