2021.6.6

流入とCV

ホームページの成果を2つに分けると、流入とCVに分けることができます。簡単にいうと、「ホームページをどれくらいの人が見てくれたか?」ということが流入であり、「ホームページを見た人がどれくらいCVしたか?」ということがCVです。わかりやすく分けると、流入は「ホームページ外」の指標であり、CVは「ホームページ内」の指標となります。

その中でSEOは、「検索エンジンからの流入」にあたります。SEOの成果は、「検索エンジン」から、どれだけの人が「流入」しているかによって判断します。PV数ではなく、ホームページへの流入数を指標にします。PV数は、ブログが見られただけでカウントされます。しかし、ブログを見られただけでは意味はなく、ブログを見たユーザーに別のページを見るなどのアクションを取ってもらう必要があります。PV数ではなく、ホームページへの流入数や直帰率を測る必要があるのです。

SEOの効果を分解すると、「表示率」「クリック率」「遷移率」に分けることができます。

表示率

表示率は、検索ボリューム全体に対して、どれだけホームページや記事が表示されているか、ということです。検索ボリュームが1,000あって、表示回数が100なら、表示率は10%ということになります。

表示率に影響するのは、検索順位です。表示率が低い場合は、多くのキーワードで検索順位が低いということです。表示率が低いと記事の質がよくても見られないため、検索順位を高める施策が必要であることがわかります。

クリック率

クリック率は、表示された記事が、どれだけクリックされているか(見られているか)ということです。100回表示されて20回クリックされていれば、クリック率は20%ということになります。

クリック率は、8割がタイトル、2割がディスクリプションで決まります。タイトルの時点で、「この記事には自分の知りたいことが書いてある!」と思わせなければなりません。ディスクリプションはタイトルで伝えきれなかった補足情報を伝えることができ、タイトルの補完的な役割を果たします。

遷移率

遷移率は、記事を読んだ人が、どれだけ別の記事やホームページ内に遷移したかということです。記事を読んだだけでなく、別のアクションも起こしたかということですね。

遷移率は、記事の構成や内容が影響しています。読みやすさや適切なタイミングのCTAなど、上手く行動を起こしてもらうための設計が重要です。

SEOの効果を高めたいときには、「表示率」「クリック率」「遷移率」のどこに問題があるのかを理解することが重要です。このどこに問題があるかによって、対策内容がまったく異なってくるためです。

また、SEOの効果をCVで測ることも間違っています。CVはホームページの設計が問題であり、SEOではどうにもなりません。十分に流入しているのにCVが増えない場合は、ホームページそのものを見直す必要があります。

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