2021.6.1

SEOとコンテンツマーケティング

Web集客について調べると、真っ先に出てくるのがコンテンツSEOとコンテンツマーケティング。特に、「Web集客のためにブログを書く」という文脈でどちらもよく出てくるので、なんだかごちゃごちゃになっている方もいるのではないでしょうか。

しかし、コンテンツSEOとコンテンツマーケティングは同じではなく明確な違いがあります。ここでは、SEOとコンテンツマーケティングについて解説していきます。

コンテンツSEOとコンテンツマーケティングの関係

コンテンツSEOとコンテンツマーケティングは、簡単にいうと「スズメと鳥の関係」になります。コンテンツSEOがスズメ、コンテンツマーケティングが鳥です。つまりコンテンツマーケティングの方が広い概念で、コンテンツSEOはコンテンツマーケティングの一部だという関係です。

コンテンツマーケティングよりも、コンテンツSEOの方が範囲を絞った対策なのです。それでは、コンテンツSEOでは何の範囲を絞っているのでしょうか。

それは、流入経路です。

コンテンツSEOでは流入経路を「検索エンジン」に絞り、そこからの流入を最大化することを目的とするのに対して、コンテンツマーケティングでは流入経路を絞らずに、「なるべく多くの流入を生む」ことを目的としてコンテンツを作成します。SNSやYoutubeなど様々な選択肢の中から、流入を最大化させえるために経路を選択します。

どちらの方がいいのか

「じゃあコンテンツSEOとコンテンツマーケティングは、どちらの方がいいのか」と疑問に思うかもしれません。結論からいえば、まずコンテンツSEOから手をつけて、可能な範囲でコンテンツマーケティングを実施することがよいと思います。

Web集客を成功させる上で、検索エンジンからの流入は極めて重要です。検索エンジンは今やほとんどの人が毎日使っていて、1日の検索数は全世界で55億回を超えるとも言われています。「困ったらググる」という世の中になった今、検索エンジンは企業にとって最重要チャネルの1つ。何らかの手を打つ必要があります。

SEOにはこれといった「裏技」がなく、基本的に地道な作業で、時間もかかります。今日やり始めて明日上がるようなものではなく、継続し続けることが求められます。SEOの勝ち筋は「今すぐ始めて、ずっと続ける」ことであるため、まずコンテンツSEOに手をつけるとよいでしょう。

その上でコンテンツマーケティングに手をつけるのは構いませんが、コンテンツマーエティングをするなら、まず自分にこう問いかけてみてください。

自分にはユーザーにとって、面白くて役に立つコンテンツを用意できるだろうか?

コンテンツマーケティングは、どんなチャネルを狙うにしても「コンテンツによるガチンコ勝負」になります。コンテンツが面白くて役に立つ内容なら成功しますし、そうでなければ100%失敗します。

「ユーザーにとって面白くて役に立つかどうか」という曖昧な基準しかないため、コンテンツマーケティングは「こうすれば成功する」という具体的な方法論を作りにくくなっています。そのため、自分で学ぶにも難易度が高く、外注の単価もかなり高くなっています。

一方でコンテンツSEOは「検索エンジンに評価される」という具体的な基準があるため、方法論がかなりしっかり固まっています。自分で勉強しようと思えば、難易度自体はそこまで高くありません。ただ労力や時間はかかるため、外注することも多いですが、コンテンツSEOは方法論が固まっているので代行の単価は低くなっています。コンテンツSEOの代行は、比較的コスパよく頼むことができるといえます。

まとめ

コンテンツSEOはコンテンツマーケティングの一部であり、「検索エンジンに流入経路が絞られている」という点で異なっています。

またコンテンツマーケティングは成功すれば効果が高いものの、はっきりとした方法論がなく難易度が高く、外注のコストも高くなります。そのため、はっきりとした方法論があり、外注のコストも低いコンテンツSEOからまず手をつけ、検索エンジンからの流入を増やすことを優先しましょう。コンテンツSEOは裏技が通用しないので、「いますぐ始めてずっと続ける」ことが勝つ秘訣です。まずはコンテンツSEOに時間・お金をかけ、コスパよくWeb集客を成功させましょう。

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